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江戸川区・南葛西にある、なぎさ公園内にできた「魔法の文学館」へ行ってきました。
絵本が大好きな2歳の娘は大はしゃぎ。
0歳の赤ちゃんでも、絵本や仕掛けなどに興味を示していれば十分楽しむことができますよ♪
今回は、
- 魔法の文学館ってどんなところ?
- 交通アクセス
- 入館料・チケット予約方法
- 館内情報(1F・2F)
- 赤ちゃん(0歳児~)におすすめの場所
- 館内の乳幼児向け設備
についてまとめました。
魔法の文学館ってどんなところ?
「魔女の宅急便」の作者・角野栄子さんが館長をつとめる児童文学館です。
館内には、角野さんの著書だけでなく、彼女が選んだ世界の児童書や絵本など約1万冊が所蔵されています。(※本の貸し出しは行っていません)
自由に本を手に取って好きな場所で読めるようになっており、子供たちがさまざまな児童文学に親しみながら豊かな想像力を育む場となることを目的に作られました。
ライブラリー以外にも、1Fのコリコの町では角野作品にちなんだプロジェクションマッピングが壁いっぱいに映し出されたり、仕掛けの小窓があったりなど、大人も子供も胸が躍るような遊び心がちりばめられた施設です。
建物の設計は隈研吾さん、内装はアートディレクターで娘のくぼしまりおさんが手がけたもの。
純白の建物に足を踏み入れると、「魔女の宅急便」のコリコの町をイメージしたいちご色で統一されており、角野さんの世界観が表現されています。
開館時間 9:30~17:30 (最終入館 16:30)
休館日 火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場 あり
交通アクセス
最寄り駅
- 東京メトロ東西線「葛西駅」から都営バス〔葛西21〕にて約10分「魔法の文学館入口」下車
- 東京メトロ東西線「葛西駅」から都営バス〔葛西24〕にて約10分「なぎさニュータウン」下車
- JR京葉線「葛西臨海公園駅」から都営バス〔葛西21〕にて約10分「魔法の文学館入口」下車
⇒いずれもバス停から徒歩5分ほど
入館料・チケット予約方法
入館料
一般(15歳以上) 700円(500円)
子供(4歳~中学生) 300円(200円)
※3歳以下は無料
※( )内は江戸川区在住者・在勤者・在学者の料金(証明できるものを提示)
チケット予約方法
入館するには日時指定での事前予約が必要です。
当日に空きがあれば予約なしでも入れますが(平日はわりと空いている時間帯あり)、この日・この時間帯がいい!という希望があれば予約しておくことをおすすめします。
抽選式と先着順の2種類あり、抽選式で埋まらなかった枠に2週間前から先着順で申し込みできるというシステムです。
わが家は、かなり直近に先着順で申し込みました。
平日で全体的に空いてはいたんですが、なんと申し込みしたかった時間帯だけ「×」(空きなし)となっていたので30分ずらすことに。(その枠も「△」でギリギリでした!)
平日でも人気の時間帯(お昼後など)は集中するので、少し早めに予約しておいた方がよさそうです(^^;
魔法の文学館公式HPからどうぞ^^
1F コリコの町・コリコの町の本棚・黒猫シアター
コリコの町・コリコの町の本棚
とにかく、かわいい!
広がっていたのは一面いちご色の世界。
大きな壁で繰り広げられるかわいらしいアニメーションに、テンションがあがる娘と私。
おうち型のオブジェの小窓を開けると視覚トリックなどの仕掛けがあり、楽しい気持ちでいっぱいに!
娘と一緒になって、ワクワクしながらすべての小窓をかたっぱしから開けていったのでした。(笑)
何が出てくるかは、現地でのお楽しみにしておくことをおすすめします♪
本棚もおうち型。
児童文学から大人も楽しめるような読み物まで、たくさん揃っています。
「ひとりで来て一日中ゆっくり本を読みふけりたい!」(心の声)
こんなにファンシーな内装なのに、なぜかすっごく落ち着くんですよ。
近所にあったら毎週通ってしまうかも。
あちこちにソファや椅子が置いてあり、好きな場所に座って読むことができます。
ところどころに設置されている半個室?っぽいところは、子供が好きそうなスペースですよね。
角野さんご自身が幼少期にこういった場所が好きだったみたいで、子供目線を大切にしているんだなーと感じました。
フォトスポットとしでも大人気でしたよ!
本は、あえてあまり分類せずに配置されているそうです。
気になる本を1冊ずつ選んで、娘が気に入った大きな丸いソファーに座ってしばし読書タイム。
…とはいかず、少しするとまた別の本を物色に行っては戻ってくるのを繰り返して、とにかくあちこちチョロチョロしていました(^^;
興味を惹かれるものがたくさんあって、あれもこれも気になるんでしょうね!
すごく有難かったのが、こちら!
「かえすばしょがわからない本」を返却する棚?です。
娘がいろんな所からどんどん本を持ってくるので、片付けるにもどこにあったのかがわからず困ってしまったんですよね。
ぐるぐる探してみて、どうしても返す場所がわからなかった本はこちらへ置かせてもらいました。
階段にまでクッションが置かれていたのも印象的でした。
そういえば、子供のころ階段に座るのが好きだったことを思い出して納得!
これもきっと子供目線なんでしょうね^^
黒猫シアター
大階段の脇にある細い通路を入っていくと、右手にあります。
時間制でさまざまなプログラムが上映されているそうです。
案内の方から上映時間の5分前に来るよう言われましたが、5分前に来た人はすでに定員に達したとのことで入場できず…。
念のため早めに行っておいてよかったです。(最終の上映時間だったので)
私達が行った回は『おばけのアッチ』でした。
参加型だとは知らず最前列に座ったところ、娘がまさかの指名されまして。
3択クイズに答えるというものだったんですが、突然のことにびっくりして大泣きするという(^^;
内容的にはとってもかわいくて楽しくて、おばけのアッチの本が読んでみたくなりました。
2F ライブラリー・展望の丘
ライブラリー
広々とした2Fのライブラリーには、さらにたくさんの本が置かれています。
子供時代に親しんだ児童書の数々と再会し、「あーこの本好きだったなぁ、なつかしい~!」と、思わず顔がほころんでしまいました。
こちらにもあちこちに椅子やソファがあるので、パッと手に取った本を好きな場所で読むことができます。
お子さんがソファでお昼寝している横でママが読書、という光景も。(うちの子も30分位ソファで爆睡してました^^)
小・中・大のうさ耳イスがかわいい!
親子や兄弟でそれぞれに合ったサイズのイスに座ることができますね。
こちらは全て大型絵本(ビッグブック)なんです!
写真だと大きさが伝わりにくいんですが、なかなか圧巻でしたよ。
娘も大きな絵本に興味津々で、ド迫力の『スイミー』を堪能していました。
この場所、西日がすごくて真冬でも暑いくらいだったので、途中でスタッフさんが日除け(ブラインド?ロールカーテン?)をおろしに来ていました。
展望の丘
雨でなければ、読書テラスと展望の丘に本(1回2冊まで)を持ち出して読むこともできます。
せっかくなので夫に娘を託し、なつかしの児童書を1冊だけ持って展望の丘へ!
※2Fの出入り口付近にスタッフさんがいるので、必ずお声掛けください。
簡単な手続き(氏名や連絡先などの記入)をして、スタッフさんから貸出セット?を一式受け取ります。
- ビニールバッグ
- 持ち出したい本
- シートタイプのクッション
- 貸出のルール
- 持ち出し可能エリアのマップ
この日は晴れていたんですが、あいにく風が強く、真冬の寒さもあって誰もいませんでした。
気候が良ければ、レジャーシートを持参して子供と寝そべりながら読書するのもよさそうですね。
せっかく来たしと思い、ベンチにクッションを置いて本を開きましたが…
1分と持たず、ギブ((+_+))
気候が穏やかなときを狙ってまたチャレンジしたいと思います!
赤ちゃん(0歳児~)におすすめの場所
1Fにも2Fにも靴を脱いであがるスペースがあり、そちらでしたらハイハイやよちよち歩きのお子さんでも安心して遊ばせることができます。
1F 『コリコの町の本棚』のエリアです。
カーペットが敷かれていて、こじんまりとしたスペースなので目が届きやすいのもgood!
2F ライブラリー奥もカーペットが敷かれており、このように段差と本棚を兼ね備えた作りになっています。
段差がある分1Fのスペースよりも見守りに注意が必要ですが、子供にとってはかなり楽しいスペースのようです。
娘はこの場所が気に入ったらしく、後半はずっとここにいました!
娘が持ってきた絵本の一部です。
定番からはじめて出会うものまでいーっぱいあるので、本が好きならいつまででもいられます♪
館内の乳幼児向け設備
ご紹介する設備は、すべて1Fにあります。
赤ちゃんや小さなお子さんウェルカムな施設なので安心して利用できますよ。
授乳室
大階段の脇にある通路へ入ると左手にあります。(黒猫シアターの向かい側)
1部屋しかないようなので、待つこともあるかもしれません。
ベビーカー置き場
授乳室前の通路に置くようになっています。
エレベーターがあるので、ベビーカーで各フロアを移動することもできますよ。
おむつ交換台
男女トイレに設置されています。
清掃係の方がこまめに掃除してくれていて、常に清潔で気持ちよく利用できました。
冷水機
トイレ前にあります。
公共施設でたまに見かける水を飲むところだと思ったら、水筒やペットボトルがあれば補充できるようにもなっていて感動!
このタイプは初めて遭遇しました。
館内には自販機がないため、こういった細やかな心遣いは有難いですね。
コインロッカー
受付の向かい側にあります。
貴重品やすぐに使いたいもの(飲み物やスマホなど)以外はロッカーに入れて身軽に過ごしましょう。
コインが返却されるタイプ(無料)です。
まとめ 子連れで魔法の文学館へ行ってみよう!
魔法の文学館をご紹介しました。
乳幼児連れにやさしい施設なので、小さなお子さんと一緒でも安心して過ごせますよ。
今回は3Fのカフェ・キキを利用しませんでしたが、子供用の椅子があるみたいなのでおやつタイムに行ってみようかな?
お昼をまたぐようでしたら、バリエーション・コスパ面ふくめて近くのアリオ葛西で済ませてから向かうのが個人的にはおすすめです。
再入場できないので予約時間にはご注意を!
ぜひ、童心にかえってお子さんと楽しんでくださいね。