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緑色の野菜が苦手で、あまり食べてくれなかったわが子。
悩みながらも、手探りであれやこれやと試行錯誤していたら、すこしずつですが食べられるようになった野菜メニューがチラホラ出てきました。
気まぐれなので毎回完食してくれるわけではありません。
だけど、すこしでも食べてくれるとうれしいんですよね(^o^)
第1弾として「主食編」をアップしまして、第2弾は「主菜・副菜編」のご紹介です。
今回も決まったレシピというものはありませんが、日々のメニュー決めのヒントになりましたらと思います^^
※3歳半を過ぎた子供用に作っていますので、お子さんの年齢・好み・体質によって使う具材の大きさ・切り方・硬さなどは変えてください。


おかず(主菜・副菜)になるメニュー
鶏肉とカラフル野菜のケチャップ炒め
娘はケチャップが大好き!
フライドポテトにつけて食べるのを覚えたのがきっかけでした。
トマトが苦手なので、すこしは食べてるうちに入るかな?なんて思いつつ、あんまりつけ過ぎないでね~とも思ったり。
そんな娘に捧ぐケチャップ味のメニューです^^

使う野菜は、にんじん・玉ねぎ・ピーマン・ブロッコリー・れんこん・かぼちゃの6種。
れんこんは切ったあと酢水に浸け、ブロッコリーとかぼちゃはレンチンしてあります。

今回は鶏もも肉を使いましたが、豚こま・ウインナー・ベーコンなどでも美味しいです。
しっかりめに塩を振ってから両面焼いて取り出し、すこし冷めたらハサミでひと口大に切ります。
もちろん切ってから焼いてもOKです。

フライパンに残った脂をふき取り、野菜を炒めます。

すべてに火が通りやわらかくなったら、ブロッコリーと鶏肉を投入。

ケチャップとコンソメすこしで味付け。
かぼちゃは味付けが終わってから入れると崩れにくいです。
全体をかるく混ぜ合わせたら火を止めます。

鶏肉とカラフル野菜のケチャップ炒め完成です。
味のイメージは「ナポリタン」。
粉チーズをトッピングしても旨味がアップしてさらに美味しいです。
大人は黒コショウを挽いても♪
ケチャップの味付けは大好評で、お肉と一緒に野菜をモリモリ食べてくれました\(^o^)/
豚こまと残り野菜のフライパン蒸し
今のところ、娘がいちばん野菜を食べるのはこのメニューかも?
というくらいめちゃめちゃ食べます。
理由1 野菜がクッタクタ
理由2 ポン酢
と分析しています。
そう、味付けにはポン酢を使うんです。
酸味が苦手なようだったのであまり使ってこなかったのですが、この料理を出すようになってからハマったみたいです^^

豚こま肉は、酒・塩・片栗粉でもんでおきます。
やわらかく仕上げるためなので、すこし手間ですが必ずしています。

使った野菜は、キャベツ・もやし・にんじん・なす・長ねぎです。
キャベツは太めの千切り・にんじんはピーラーで削ったものを半分の長さに。
なすは輪切り、長ねぎ(青いところも)は斜め薄切りに。
きゃべつ→もやし→にんじんと重ねています。

なすは肉の脂を吸って美味しくなるのと、長ねぎは臭み消しで上の方に並べました。

フライパンにすべての野菜を重ねたらその上に豚肉を並べます。
火が通りやすくするため、丸まったものをしっかり広げるのも大事です。

中火にかけてフタをします。
野菜の蒸気が上がってきたら弱火に落として15~20分じっくり蒸します。

蒸し上がりました。
お肉しっとり、野菜はクッタクタになっています。

盛りつけたら。豚こまと残り野菜のフライパン蒸し完成です。
ポン酢はあまりジャバジャバかけず、サッとまわしかけています。
味付けは肉にした塩とこのポン酢のみ!
野菜は切って蒸すだけなのですっごく簡単♪
なのに美味しくて、わが家ではいつも取り合いしています。笑
マヨネーズをプラスするのもかなりおすすめです!
大人は、さらに黒コショウ・ラー油などで味変しても美味しいですよ。

味付けに使ったのは、こちらの「たっぷりたまねぎポン酢」。
もう絶対これ!というくらい、何度もリピートしています。
普通のポン酢って、子供には味や酸味が強すぎることが多くないですか?
こちらは酸味がまろやか&たっぷりの玉ねぎ入りで旨味もたっぷり!
ドレッシング・和風ハンバーグのソース・冷奴や冷やしうどんのタレなど、料理にそのままかけて使えるので重宝しています。
ひき肉(そぼろ)あんかけ
やわらかく甘くなった野菜とひき肉あんでご飯が進む1品に。
あんかけ大好きな娘は、この「あん」を最後にご飯にかけて完食します。

かぼちゃはひと口大に切ってレンチンしておきます。

今回は牛豚合いびき肉を使っています。
小さじ1程度の油(ひき肉は脂が多いので)を熱し、しょうがのみじん切り(チューブでも)と塩で炒めます。

肉から出た脂は、鍋を傾けてキッチンペーパーに吸わせます。(わが家ではウエスを使用)

里芋は下処理のいらない冷凍野菜が便利です。
使い勝手がよく、わが家は全員イモラーなのもあってすぐになくなってしまいます。

適量の水・白だし・砂糖(又はみりん)をひき肉の鍋に入れて煮立てます。
煮立ったところに里芋を投入し、やわらかくなるまで煮ます。

里芋がやわらかくなったら、レンチンしておいたかぼちゃを投入。
軽く煮て味がなじんだら片栗粉でとろみを付けて火を止めます。

里芋とかぼちゃのひき肉(そぼろ)あんかけ完成です。
3歳を過ぎたくらいから、このままあげてもかじって食べてくれるようになりました。

2歳頃は脂の少ない鶏ひき肉を使うことが多く、野菜も小さめ・やわらかめにしています。
写真の野菜は、かぼちゃ・かぶ・かぶの葉・れんこんです。

微妙に余ったときのアレンジ法をひとつご紹介します。
- 余ったものを水と一緒に鍋に入れて火にかける
- あらかじめレンチンしたり炒めたりしておいた野菜をあわせて味を調整
- 必要に応じて再度とろみ付け
- ご飯にかけてあんかけ丼の完成!
写真では、タンパク質を摂れるよう娘の好きな納豆をプラスしています。
ナスの味噌炒め
娘はすべての野菜が苦手なわけではなく、ナスは大好きです。
もともとは苦手なやさいのひとつでしたが、味噌炒めで出したところ大ヒット!
週1~2回の頻度で食卓に登場する1軍メニューになりました^^

いつも使う野菜は、ナス・にんじん・玉ねぎ・ピーマン。
苦手なピーマンでも、ナス味噌に使うとモリモリ食べてくれるんですよね。
写真にはありませんが、しいたけやシメジなどのキノコ類もあわせます。

大きめのナス2本分くらい使うので、先にナスだけ多めの油でよく炒めておきます。
ポイントはナスの皮をやわらかく仕上げることです。

この時はしていませんが、ナスの皮を縞目にむいたり細かく切れ込みを入たりしておくと味染みが良くなり皮の硬さも気にならなくなりますよ。
ナスの皮ってよく加熱しないと子供には硬くて食べづらいんですよね。
縞目にむくことで加熱時間を短くすることもできます。

炒めあがったらボウルに移しておきます。

残りの野菜を炒めます。
すこし蒸し焼きにして野菜の甘みを引き出します。

ナスをあわせて酒・味噌・醤油・砂糖・おろししょうがなどを混ぜ合わせた調味液で味付け。
100mlくらい~の水を入れ、汁気が飛ぶまで炒め煮にします。

ナスの味噌炒め完成です。
ナスがしっかり煮汁を吸い、皮までやわらかくトロットロ♪
材料に豚や牛のこま肉をプラスすれば立派な主菜になります。
じゃがいもとれんこんの大葉バターしょうゆ炒め
3歳児で大葉が好きって渋くないですか??
うちの子、ひやむぎでデビューしてから大葉に目がなくて。
細かく切ったりちぎったりして、合いそうなメニューにいろいろ使いますが、3割増しくらいで食いつきがよくなります。

使う野菜はじゃがいも・れんこん・しいたけ・大葉。
じゃがいもは写真のような薄切りにしてレンチン、れんこんは酢水に浸けておきます。

れんこんとしいたけを油で炒めます。
火が通ったらじゃがいもを投入して炒めます。

バターと醤油で味付けしたら大葉をちぎりながら投入。
炒め合わせて火を止めます。

じゃがいもとれんこんの大葉バターしょうゆ炒め完成です。
バターや醤油の他に、にんにく・クレイジーソルトなどを使うこともあります。
大葉の独特な香りは好き嫌いがあると思うので、お子さんの好みに合わせて大葉抜きにしたり青のりに置きかえて作ったりしてもおいしいですよ!
具だくさんオムレツ
卵料理はなんでも好き!というくらい卵好きなわが子。
苦手な野菜(特にピーマン)も、細かく切ってよーく炒めて甘みを引き出し味付けしてから卵と混ぜれば、気にせず食べてしまいます。

使った野菜は、たけのこの水煮(細切り)・にんじん・しいたけ・長ねぎ・ピーマン・アスパラガス。
今回も冷蔵庫の残り野菜です\(^o^)/
長ねぎ・玉ねぎなど旨味があって甘くなるネギ系は必ず入れています。
ひき肉やベーコンなどを使うとさらに旨味がアップして美味しいです。
うちの子アスパラも苦手なんですが、このオムレツならOKでした!

すべて細かく切ります。
卵には、酒・豆乳(牛乳やマヨネーズなどでも)・塩・コショウ少し・(今回は中華風で)オイスターソースを加えてあります。
具材によって、洋風にしたいときはコンソメ・和風にしたいときは白だしなど、調味料は変えています。

長ねぎをごま油でよく炒めてから、しいたけを投入。

他の野菜も加えてよく炒める。
しんなりしたら塩で味付け。

すこしごま油を足してから強火にし、混ぜておいた卵を流しいれる。
全体を混ぜながら(フライパンのふちから内側へというイメージで)形を整えていく。

具だくさんオムレツ完成です。
お皿に入りきらなかったので、オーバル型に焼いたものを半分に切ってあります。

ちょっと余った分をコッペパン(ロールパン)に挟んで、オムレツサンドにしました。
朝食や簡単ランチなどにおすすめです^^
豚こまとナスのしょうが焼き
しょうが焼きは夫がいる日によく作ります。
娘と2人の食事よりボリュームに気を遣いますし、ご飯が進むガッツリ系も食べたいよなーとも思いますし。
そんな時、しょうが焼きってちょうどいいんですよね。
だけど、子供に野菜をどうやって食べさせようか悩みます。
簡単に済ませられて、野菜が摂れて、夫も満足できるメニューを考えていたらこうなりました^^

使う野菜は、玉ねぎ・ナス・あとで追加する冷凍もやしです。
豚こま肉は酒・塩・片栗粉でもんでおきます。
合わせ調味料(酒・醤油・砂糖・オイスターソース・ショウガのすりおろしなどを混ぜ合わせたもの)も作っておきます。

皮の硬いナスを先に炒めはじめます。
火が通ったら玉ねぎを追加して、玉ねぎの色が透き通るまでよく炒めます。

野菜を取り出し、すこし油を追加して豚肉を炒めます。
片栗粉がはがれないよう、あまり触りすぎないのがポイントです。

完全に火が通ったら、冷凍もやし・炒めておいた野菜を投入。
もやしに火が通ったら、合わせ調味料で味付けをして火を止めます。

千切りキャベツを添えて、豚こまとナスのしょうが焼き完成です。
豚こまに付いた片栗粉ですこしとろみがつき、豚肉もやわらかく仕上がります。

余裕があれば、具だくさんみそ汁をプラスしています。
この時は、キャベツ・大根・にんじん・長ねぎの青い部分です。
千切りキャベツ(生野菜)はまだ食べにくいようなので、お味噌汁に入れてクッタクタになったものを。
子供が好きなのもあって、お味噌汁で野菜を追加することも多いです。
根菜のきんぴら
わが子は、きんぴら・切り干し大根・ヒジキの煮物などの和惣菜も好む、渋めの3歳児です。笑
特にきんぴらは大好物で、冷蔵庫の常備菜にするほどのド定番おかずになりました。
簡単でアレンジもしやすいので重宝しています。

ゴボウはよく洗い、包丁の背で皮をかるくこそげたものを薄く斜め切りにしてから千切りに。
アク抜きはしていません。
ごま油でよく炒め、油がまわったら水を入れて蒸し煮します。
こうすることでゴボウをやわらかく仕上げます。

水気がなくなりゴボウがやわらかくなったのを確認したら、にんじん・れんこんを投入してよく炒めます。
炒めあがったら酒・醤油・砂糖で味付け。
すき焼きのタレがあれば一発で味が決まって便利です。

仕上げにいりごまを振りかけて根菜のきんぴら完成です。

豚や牛のこま肉をあわせて「肉きんぴら」にすることも。
モリモリご飯が進みます。

余ったぶんは、すこし細かく切って混ぜご飯に。
白米の食べ進みが悪いときのお助け総菜なんです!
もはや、みずからご飯にかけて食べますよ。
「きんぴらとごはん、あう~!」と、毎回絶賛しています^^

さらに、マヨネーズ・プレーンヨーグルトと和えればサラダにも変身!
このまま食卓にのぼることもありますし、

コッペパン・ロールパンに挟んできんぴらサンドにすることも。
朝食や、簡単に済ませたい1人ランチにもおすすめです。
まとめ
わが家の3歳児が喜んで食べるお野菜メニューをご紹介しました。
野菜をおいしく食べるためのポイント
- 細かくして好物と混ぜる
- くたくたになるまで加熱し甘みを引き出す
- 味がしみしみ
- 無理強いしない
主菜・副菜は、大皿から自分で取ることが増えてきました。
大人と同じようにしたいのもあるでしょうし、盛り付けること自体を楽しんでいるようにも感じます。
そこで2つほど決まりを作ることに。
1つ目は、「バランスよく取ること」。
お肉ばかりなど好きなものだけではなく、なるべく全種類の具材をお皿に盛るよう声掛けしています。
取りこぼしているときは、「ピーマンさんが『おーい、僕はここにいるよー!』だって。どうする?」などと、本人の意向を尊重しつつ楽しい雰囲気で勧めてみたり。
自分で盛り付けることで食べ残しがなくなったのは、うれしい変化でした。
2つ目は、「苦手な食材もひと口は食べてみること」。
どうしても嫌だという場合は免除していますが、「この調理法なら」「この味付けなら」食べられるということがあるので、可能であればトライしてもらっています。
苦手食材が食べられたときは、「きらいな〇〇たべちゃった!」などと嬉しそうに報告してきて満足げな様子。
日々の成功体験の積み重ねで、すこしずつ苦手意識がうすれていけばいいなーと思います^^