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うちの3歳は緑の野菜が大の苦手!です。
きゅうり・ブロッコリー・ほうれん草・小松菜・ピーマンなど、ほかにも多数。
いったい何を作ればいいんだーっ!!
こんな心の叫びとともに食事の支度をする日々(+o+)
いろいろ試行錯誤しながら、これなら食べられた!というメニューがすこしずつ増えてきましたのでちょっとご紹介させてください。
と言っても、そのとき冷蔵庫にあるもので適当に作っているため分量などの決まった「レシピ」はありません。
「こんな感じでやってまーす」というゆるーい調理工程を載せているだけなのですが、
この記事が同じ悩みをかかえる方のヒントのようなものになればうれしいです^^
※3歳半を過ぎた子供用に作っていますので、お子さんの年齢・好み・体質によって使う具材の大きさ・切り方・硬さなどは変えてください。

主食(米・麺など)メニュー
お好み焼き
材料を細かく切って混ぜて焼くだけ!
野菜炒め用のミックス野菜を活用(すこし刻む)すれば、もっとお手軽にできます。
冷蔵庫の残り野菜を一掃するのにも一役買ってくれますよ^^

この日は、白菜・れんこん・しいたけ・ピーマン・長ねぎ・ウインナーで。
野菜の重量は350gほどでした。
他にも、キャベツ・にんじん・もやし・玉ねぎ・小松菜・かぶの葉などなど、冷蔵庫の在庫によっていろいろな野菜を使います。
ウインナーは加熱しなくても食べられるものを使うので生焼けの心配をしなくてもいいですし、うまみが出るのでよく使います。

小麦粉に調味料などを混ぜるより、お好み焼き粉を使うほうが簡単なので常備しています。

粉と水(パッケージ裏の作り方通り)を混ぜる。
多少ダマがあっても気にしなくてOK!

卵とみじん切りにした野菜を投入して混ぜる。
混ぜるのは、粉を出すときに使った計量スプーンでやってしまいます。

わが家にはホットプレートがないのでフライパン2台体制で焼いています。
今回↑は、うまくいったときの写真です。
ひっくり返した拍子に割れることもしばしばですが、ソースやマヨネーズでごまかせるのでOK!

娘の分はハサミでひと口大に切っていましたが、最近は大きいまま食べたいとリクエストしてくるので1/4の大きさで出すようになりました。

ソース・かつお節・マヨネーズ・青のりをトッピングして完成。
よく冷ましてからいただきます♪
チャーハン
チャーハンも残り野菜でよく作るメニューです。
炒め物に使うような野菜はだいたい合いますし、「レタスチャーハン」や「野沢菜チャーハン」などがあるように、葉物を使ってもいいですよね。

今回の野菜は、玉ねぎ・ピーマン・しいたけ・にんじん・ブロッコリー・長ねぎです。
夫もいたので3人分で作っています。

ブロッコリーは茎も使います。
写真のようにみじん切りにします。

全部をみじん切りにしたものがこちら。
長ねぎと玉ねぎは最初に炒めるので別にしてあります。

この日はお肉を使わず、卵と余っていた鮭フレークで。
ウインナーやかまぼこなどでもいいですね。
お肉なしでも卵さえあれば十分おいしいチャーハンになります。

卵は半熟のオムレツくらいに加熱して取り出しておきます。

同じフライパンで少し多めの油でネギ類をよく炒めます。
このネギが旨味のもとになるので、けっこう大事です。

すべての野菜をよく炒めます。
水気が出るのでこの時点で塩などはしていません。

よく炒めたらごま油を足して、炊いておいたご飯(冷凍ご飯をレンチンして使うこともあり)・卵・鮭フレークを投入。
具材とご飯が一体になるようよく炒め合わせます。
今回は鮭フレークを使っているので醤油をまわしかけて味付け終了です。
普段は顆粒の中華スープの素やダシダを使います。

野菜たっぷりのチャーハン完成です。
娘は緑の野菜が全般的に苦手ですが、これならブロッコリーもピーマンも食べられます。
「このみどりのは、なあに~?」
と、たまにけげんな顔で聞いてくるのですが、
「ピーマン(ブロッコリー)だよ。○○ちゃんはチャーハンだとモリモリ食べられるんだよね!」
と返すと、「うん!」と言って得意げにモリモリ食べます。笑
緑が見えた時点で食べない場合は、れんこん・カリフラワー・大根・たけのこなどの白っぽい野菜(お米に紛れやすい)で試してみるのは1つの手かもしれません。
大根など水分が多い野菜は、ベチャッとしないようよく炒めて水気を飛ばすといいですよ。
ハヤシライス
ハヤシライスは、もう大人とおなじルーを使っています。
カレーと違って辛くないので、分けなくて済むのがちょっとラクなんですよね。
娘はカレーよりハヤシ派みたいです^^

玉ねぎ1個・にんじん中くらい1本・しいたけは大きいのを3つ使いました。
食べやすく薄切りにしています。
本当はもっといろいろな野菜を投入したいところですが、ハヤシライスに関しては何を食べているのかわからなくなってしまいそうなのでこのくらいで。
しいたけ以外にも、あればしめじや舞茸・マッシュルームなど複数のキノコを組み合わせると旨味がアップしてより美味しくなります。

玉ねぎをよく炒め、透き通ってきたらにんじんを投入しよく炒めます。
しいたけを投入してしんなりしたら、牛肉を入れて炒めます。
すべてが炒め終わったら水を入れて煮込みます。
煮込み終わったら、ルーを入れる前にすこし野菜を取り出しておきます。

今回使ったのはS&Bのルーです。
特にこだわりはなく、いろいろ使います。

そうそう、「トマトペースト」でトマトも投入しています。(写真のもの全量)
離乳食のときから常備していて、お手軽なのでかなり助かっています。
ケチャップだと甘くなりすぎてしまいそうですが、トマトペーストなら大丈夫です。
かと言ってトマト感もさほど出ず、トマトが苦手な娘でも気づかず食べます。
この日はルーを溶かしてから入れましたが、ルーを投入する前のこともあります。

出来上がったら子供の分を別皿に取り、ハヤシソースを減らしています。
そのままお玉からご飯にかけるとソースが多すぎてしまうんですよね。
子供には味が濃いので、ここですこし調整を。
ある程度ソースを取り除いたら、取り出しておいた野菜を混ぜれば具だくさんにできます。

すこし早めに盛って冷ましておいたご飯にかけて、具だくさんなハヤシライス完成です。
コーンをトッピングしたりご飯に混ぜ込んだりしてもいいですね。
キーマカレー
ハヤシの次はカレーのご紹介です。
普通のカレーはルーを分けないといけないのですこし手間なんですが、キーマカレーは子供とおなじもので大人もOKなことに気づき、最近よく作っています。
小鍋1つで簡単にできてラクチンですよ!

またまた冷蔵庫の残り野菜で。
玉ねぎ・ピーマン・にんじん・ゴボウ・アスパラガス・しいたけの6種です。
「キーマ」は、ヒンディー語で「ひき肉(細かいもの)」という意味があります。
基本は、ひき肉とみじん切りにした野菜で作るようですね。

アスパラガスは、茎の下の部分を切り落としピーラーで皮をむいてから細かく切っています。
下の方は筋が多く、そのままだと口に残ります。
面倒ですが大事な工程です。

すべてをみじん切りにしたものがこちら。
しょうが(左上)も加えます。

ひき肉は、冷凍のものをストックしておくと便利です。
最初からポロポロしているのも使いやすくて気に入っています。

まずは玉ねぎ・にんじん・ゴボウを炒めます。
炒める順番は特に決まっていませんが、玉ねぎをよく炒めて甘みと旨味を引き出すのはけっこう大事です。

アスパラガスとピーマンも投入してよく炒めます。

最後に鶏ひき肉・酒・しょうがのみじん切り・塩を投入して、ひき肉に火が通るまでよく炒めます。

炒め終わったら、カレーの王子さま(粉末)1包と水を適宜入れて煮込みます。

とろみが付いたらOKです。
私はドライカレーくらい水分を飛ばしますが、そこはお好みで。
味を見て物足りなそうなときはケチャップや醤油などですこし調整しています。

熱々なので、金属製の器に取り分けて冷凍庫で冷ましています。
同じタイミングでご飯もお皿に盛って冷ましておくとスムーズです。

どちらも冷めたら盛り付けて完成です。
苦手なアスパラガスも、カレー味のおかげで食が進むのかバクバク食べてくれます。

私の分(1人前)は、鍋に残ったキーマカレーにカレー粉小さじ1杯(結構辛くなるので辛いのが苦手な方は少なめで)と塩を加えるだけ♪
子供と同じものでもやさしい味で結構おいしかったんですが、やっぱりカレーは辛いのが好きなので調整してから食べています。
いろいろな野菜で試してみてください^^
焼きそば
フライパン1つで手軽にでき、一人ランチでもよく作る焼きそば。
時間がないときの救世主です。
冷蔵庫に焼きそばがないとなんだかソワソワするので、切らさないよう常備しています。

この日は、白菜・にんじん・玉ねぎ・ピーマン・しいたけ・後から追加するもやしで。
この当時キャベツがものすごく高くて白菜を使いましたが、キャベツの場合は千切りにしています。
麺とよく絡むので、キャベツが苦手でよけてしまう娘でも一緒に食べてくれるんですよ。
切るのも面倒な場合は市販のカット野菜ミックスともやしでOKです。

ちょうどいいお肉がなくてウインナーにしました。
普段は豚か牛のこま肉を使うことが多いです。
ひき肉でも美味しいですよ。

野菜は甘みを引き出すため、油で炒めたあと蒸し焼きにしています。

冷凍しておいたもやしもプラス。
余らせがちで傷むのが早いもやしは、買ってきてすぐ袋のまま冷凍しています。
すっごくラクなのでおすすめです!

子供の分は粉末ソース半分で味付けを。(1人前の麺を半分こしています)
ポイントは、最初に1/4量の粉末ソースで麺にしっかり味を入れることです。
ウインナーだけではタンパク質が心もとないので、目玉焼きをのせました!
青のりをトッピングして完成です。
チャンポン
焼きそばとほぼ同じ具材で、寒い時期によく作るのがチャンポンです。
ワンパンで炒めた肉や野菜と麺を煮込むだけ♪
手軽で栄養満点だし、ラーメンより麺が伸びにくいし、温まるし…と、いいことだらけなので冬場は週1ペースで食べていました。

わが家はマルちゃん1択です。
3食入りなのがgood!

急に完成してしまいましたが…。
材料は焼きそばとほぼ同じで(肉は豚こま)、工程は裏面の作り方通りです。
娘は焼きそばよりチャンポンの方が野菜の食べ進みがいいんですが、おそらく煮込むことでクッタクタになるからだと思うんですよね。
野菜が甘くなって味もよく染みていますし。
それで試してみたのが、次でご紹介する「けんちんうどん」です。
けんちんうどん

「けんちん」というのは、野菜などを油で炒めて煮込んだ料理のことを言うそうです。
使った具材はこんな感じ。
ゴボウ・にんじん・玉ねぎ・しいたけ・かぶ・かぶの葉・長ねぎ・れんこん・ショウガ・里芋・油揚げ・豚こま(酒・塩・片栗粉でもんでおく)。

里芋は、下処理がなく手軽なので市販の冷凍野菜を使っています。
こちらはグリーンビーンズで購入したものです。

まずは、ごま油でショウガを炒め、香りが出たら豚肉を投入して炒めます。
お肉は鶏もも肉にすることもありますし、鶏だんごにしてもいいですね!
肉なしで木綿豆腐や厚揚げを使うこともあります。

火が通ったら別皿に移してハサミで食べやすい大きさに切ります。
私はまな板を汚したくないのでこの方法にしています。

同じ鍋で野菜を炒めます。
油が全体にまわってしんなりしたら水と白だし(適量)を入れて煮込みます。

冷凍うどんはすごく便利なので常備しています。
煮込んでいる間にレンチン!
もちろん、冷蔵のゆでうどんなどでもOKです。

里芋がやわらかくなったら野菜の煮込み完了です。
豚肉とうどんを投入してひと煮立ちしたら火を止めて子供の分を取り分けます。
子供にはおつゆなしで出しているので、完成したときの煮汁は少なめです。
大人の分は、鍋に残ったものに水や白だしを足して再加熱しています。

けんちんうどん完成!
よく冷ましてから食べさせています。
グラムははかっていませんが、野菜はなかなかボリューム満点です。
娘はこれをしっかり完食します!
やはり、「くたくた」「味がしみしみ(でも濃くしない)」は有効かと。
ご参考までに^^
ミネストローネパスタ
ミネストローネは、苦手な野菜をモリモリ食べてくれるのでよく作ります。
冷蔵庫の残り野菜を一掃するのにも一役買ってくれて一石二鳥\(^o^)/
こればっかですね。笑
切った具材をひたすら炒めて煮込むだけなので調理も簡単です。

炒めているところの写真でわかりづらいんですが、
このとき使った野菜は玉ねぎ・にんじん・ピーマン・れんこん・しいたけ・かぶ・かぶの葉・ブロッコリーの茎です。
最初にニンニクを香りが出るまで油で炒めて、玉ねぎのみじん切りとすこしの塩を投入しよく炒めます。
炒めている間に他の野菜を細かく切っていき、どんどん入れて炒めます。

すべての野菜に油がまわってしんなりしたら、トマトパック(缶詰)を全量と適当に水とコンソメを入れて煮込みます。

野菜がやわらかくなったらベーコン・足りなければ水・調味料(ケチャップがおすすめ)を足して5分くらい煮たら火を止めて盛り付けます。

ミネストローネ完成です。
よく冷ましてからいただきます。

多めに作って余った分は、パスタと合わせてリメイクするのがわが家の定番!
よく使うのは、娘が大好きなディ・チェコの「コンキリエ」というショートパスタです。

表示時間どおりに茹でます。
量をはからず適当だったので(なんかいつも多い)、この時はちゃんとはかってみました。
私80g、娘50gと見当をつけて130g茹でたらすっごく多くて。。。
野菜たっぷりなので100gくらいでもよかったかも??

茹でると2倍くらいに膨らみます。
ご注意を!

パスタが茹で上がったら、温めておいたミネストローネとあわせて完成です。
粉チーズをかけてもgood!

普通のパスタでもマカロニでも、もちろんいいんですが。
このコンキリエだと中に具材が入るので、娘の小さめスプーンでも、ワンスプーンで野菜と一緒に食べやすくおすすめです。
最初からミネストローネパスタを作る場合は、煮込み途中のミネストローネ(水を多めにして)にパスタを入れて茹でてしまえば更にラクチンですよ♪
まとめ
わが家の3歳児が喜んで食べるお野菜メニューをご紹介しました。
野菜をおいしく食べてもらうポイント
- 細かくして好物と混ぜる
- くたくたになるまで加熱し甘みを引き出す
- 味がしみしみ
- 無理強いしない
④の「無理強いしない」というのは、かなり重要なポイント。
わが家では、『とりあえずひと口は食べてみて、もし嫌だったら残してOK』というルールにしています。
それでも、ひと口も食べたがらないことはよくあります。
どうしても嫌なら仕方がないですよね。。。
そんなときは、ルールをゴリ押しせず、食べられるものだけ食べればOKとしています。
私が美味しそうに食べていると何だか食べてみたくなるようで、「ピーマンたべてみる」と自ら手を伸ばすようになったこともあるんですよ!
こんな感じでゆるっとやっています^^
今後もヒットしたメニューがあれば、随時更新していきますね☆