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四谷にある東京おもちゃ美術館はご存じですか?
名前を聞いたことはあったんですが、「美術館」という勝手なイメージで、いろいろなおもちゃが展示されているのを鑑賞する施設だと勘違いしていたんですよね。
実際に行ってみると、そこは、大人も子供もいっしょに楽しめる「体験型アミューズメント美術館」でした!
今回は、
- 東京おもちゃ美術館ってどんなところ?
- 交通アクセス
- 0歳からたのしめる部屋
- 1歳くらいからたのしめる部屋
- 館内での過ごし方
- 子連れランチ情報
- まとめ
についてまとめました。
都内の室内遊び場を探している保護者の方におすすめの記事なので、ぜひ読んでみてください。
東京おもちゃ美術館ってどんなところ?
展示されているおもちゃを実際に手に取って遊んだり、ワークショップに参加して作ってみたりもできる体験型ミュージアムです。
廃校となった小学校の校舎を活用しているのも大きな特徴のひとつで、都心にもかかわらず、木のぬくもりいっぱいでどこか懐かしい空間になっています。
赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の方がいっしょに楽しめる希少な遊び場です。
開館時間 10:00-16:00(15:30最終入館)
※平日(長期休み期間を除く)に限り再入館可
休館日 毎週木曜日
(木曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館・その他特別休館日あり)
※駐車場はありません。(駐輪場はあります)
交通アクセス
最寄り駅
- 東京メトロ丸の内線 「四谷三丁目駅」2番出口から徒歩6~7分
- 都営地下鉄新宿線 曙橋駅A1出口から徒歩10分 ※急こう配の坂道(階段)あり
0歳からたのしめる部屋
2ヶ所ご紹介しますが、どちらも靴を脱いでから入るお部屋なので脱ぎ履きがラクな靴で来館するとスムーズです。
赤ちゃん木育ひろば(1F)
0歳~2歳のお子さんとその保護者のみが入室できます。
チケットを購入する際に時間帯の予約が必要です。
国産の木材で作られたおもちゃがいっぱいで、年齢&人数制限もされているので赤ちゃんでもゆったりと遊ばせられるお部屋です。
おもちゃの消毒をまめにしてくれているのも安心ポイント。
木のおもちゃに触れることで五感が刺激され、想像力や発想力が育まれる効果があるそうで、特に感受性が豊かな0~2歳くらいの子供には積極的に取り入れたいですよね。
私達がおとずれたときは、ハイハイやよちよち歩きのお子さんがほとんどでした。
娘が最年長だったのは一目瞭然で、体格がぜんぜん違うしすごくアクティブに動き回るしで、周りの子たちにぶつからないよう制御するのがすこし大変だったかも(^^;
上の写真のトンネルが気に入ったようで、何度も何度もくぐっていました。
同じシリーズ?で滑り台のようなオブジェもあって、おもちゃの車をすべらせてみたり自分がすべったり(保護者がしっかり見守りながら遊ばせましょう)と、自分なりの発想で楽しんでいたもよう。
2歳のうちに来られて本当によかったです!
3歳以上の兄弟姉妹がいる場合、一緒に入室できないので注意してください
おもちゃのもり(2F)
日本各地の木材で作られたおもちゃや遊具で遊べるお部屋です。
木育ひろばでは、あちこち移動していろいろなおもちゃでちょこちょこ遊ぶという感じでしたが、こちらではひとつのおもちゃにハマるとずーっとそこで遊んでいました。
例えばこちら。
棒の先に磁石が付いていて、穴の中のひっつき虫を取り出したり、木の枝にくっつけたりするおもちゃです。
向きによって磁石が反発してうまくいかないこともあるので、「取れた!」「くっついた!」という小さな達成感があっておもしろいんでしょうね。
私までハマって一緒になって遊んでしまいました!
他にも、たのしい木のおもちゃがいっぱい!
0~1歳くらいのお子さんでしたら、木育ひろばとおもちゃのもりで十分満喫できると思いますよ。
また、木育ひろばと違って大きめのお子さんが多いので、ぶつかったりしないよう注意して見守る必要があります。
ツリーハウスや木製のボールプール(木の砂場)・ひのきの玉が敷きつめられたどんぐり池なども、お子さんたちに人気でずっと混みあっていました。
ツリーハウスの階段は、低めで傾斜がゆるやかなので小さなお子さんでも上り下りがしやすくなっています。
時にはびっしり行列ができていることも!
2歳も後半にさしかかった娘には、おもちゃのもりの方がより楽しめたように思います。
1歳くらいからたのしめる部屋
歩けるようになってきたら、こちらのお部屋も楽しめそうです。
おもちゃのまち きいろ(3F)
おもちゃのまち きいろは、「収穫ごっこ」「お店屋さんごっこ」「おままごと」の3つのごっこ遊びが体験できるお部屋です。
こちらもかなりおすすめです!
特におすすめなのが、家ではなかなか再現できないであろう収穫ごっこのコーナー!
土を掘って収穫する野菜(大根・にんじん・ジャガイモなど)、木から収穫するフルーツ(りんご・ブドウ・柿など)、キノコやトウガラシまで収穫できちゃうんです♪
小さな子供でも手が届くよう、低い位置にもちゃんとフルーツが設置されています。
収穫はもちろんですが、娘は獲ったフルーツをくっつける(マグネット)のも楽しんでいました。
子供にとってはお片付けも遊びになってしまうのが最高!
端の方で不思議な存在感を放っていたキノコ狩りゾーン。(笑)
キノコ類が大好きな娘は「いろんなキノコがあるねぇ!」と、目を輝かせてせっせと収穫していました。
おままごと遊びのコーナーは小上がり(座敷)になっているので、あんよがまだのお子さんを遊ばせやすいです。
おもちゃのまち あか(3F)
おもちゃのまち あかは、コマやお手玉・花札などの昔からある遊びを楽しめるお部屋です。
琉球のおもちゃやその他の郷土玩具のコーナーもあります。
子供時代(昭和…)にタイムスリップしたような、レトロでどこか懐かしい感じも。
こちらのしりとりコーナーにかなり食いついていた娘。
ずらっと50音の札がならんでいる光景が興味深かったのかな?
まだしりとりは出来ませんが、子供なりにおもしろさを見出して楽しんでいました。
こちらのコーナーでは、初めて触れたコマに大興奮!
「きれーい!」と、私が回したコマを見てはしゃいでいました。
こちらのお部屋にも小上がりがあります。
茶室もあり、日本の伝統文化を肌で感じることができます。
こちらでは定期的にお茶会が開催されるそうですよ。
館内での過ごし方 注意点
事前にチケットを購入しておこう
東京おもちゃ美術館は事前予約制なので、公式サイトからチケットを購入してから入館しましょう。
赤ちゃん木育ひろばを利用希望の場合は、入室する時間帯を決めておく必要があります。
料金
- 大人(中学生以上) 1100円
- 子供(6か月~小学生) 800円
ベビーカーの入館不可
入り口(屋外スペース)にベビーカー置き場があるので、そちらにたたんで置くことになります。
赤ちゃん連れの方は抱っこひも等を忘れず持参しましょう。
1Fにロッカーあり
入り口を入って左手にすすむと、無料で使えるロッカーがあります。
上着や館内で使わなそうな荷物は置いていくと、身軽に過ごせますよ。
けっこう奥行きがあってたっぷり入ります。
貴重品・必要に応じておむつ替えセットや飲み水などは、念のため携帯しておくと安心です。
ロッカーに入らない大きな荷物は、入り口を入って右手の事務所で預かってくれるようなのでお声がけください。
お手洗いは1Fのみ
ちょっと不便だったのがお手洗い。
1F(美術館の外)にしかないので、美術館をいったん出てからでないとたどり着けません。
入館前にお手洗いを済ませておきましょう。
入館するときに2Fの受付でもらう「入館券」は、再入場のときに必要なので、なくさないよう気をつけてください(大人が複数いる場合は、必ず各自で持つ)。
※再入館不可の土日祝日に入館券の配布をしているかは不明です。
もし配布されなかった場合も、受付でトイレに行きたい旨を伝えれば対応してもらえます。
おむつ替えスペース
1Fの多目的トイレ内と、赤ちゃん木育ひろば手前の2ヶ所です。
木育ひろばを利用しなくても、室内のおもちゃ学芸員さん(赤いエプロンをしています)にお声がけすれば案内してもらえますよ。
授乳スペース
赤ちゃん木育ひろば内にあります。
おむつ替え同様、木育ひろばを利用しなくても、室内のおもちゃ学芸員さん(赤いエプロンをしています)にお声がけすれば案内してもらえます。
授乳ケープがある場合は、各階のベンチ利用可。
授乳ケープの貸し出しも行っているそうなので、スタッフさんに問い合わせてみてください。
土・日は再入館不可
途中で外にランチやお茶をしに行って戻るということはできませんので、入館する時間帯には注意が必要です。
※平日(長期休み期間を除く)は再入館可能
館内は飲食不可
水またはお茶のみ、廊下のベンチで飲むことができます。
付近で早めのランチをしてからの入館がおすすめです。
1Fに自販機があるので、飲み物はそちらで購入できます。
小学生未満が遊べる園庭あり
おもちゃ美術館の建物前に無料で利用できる園庭があり、未就学児のみ遊ぶことができます。
適度にベンチがあるので見守りがしやすそうですね。
子連れランチ情報
サイゼリヤ四谷三丁目店
12時に赤ちゃん木育ひろばを利用することになっていたので、早めのランチをしてから向かうことに。
やはり、ここは安定のサイゼリヤで!
四谷三丁目駅からすぐのところにあり、使い勝手もわかっているので落ち着いて食事できました。
建物の2Fですが、エレベーターがあるので(通路を入ったところ)ベビーカーでもそのまま入れます。
ベルト付きのベビーチェアは置くタイプしかないので、奥のソファ席(ドリンクバーからすこし遠い)に案内されました。
ベルトなしのハイチェアもあります。
DiningCafe フルスイング
ちょっと気になったのが「フルスイング」というカフェです。
おもちゃ美術館のすぐ近く(同じ通り)にあって、アクセス抜群!
ベビーカーのままでの入店(混雑状況による)や離乳食の持ち込みもOKみたいです。
ただ、お店があまり広くないので予約必須だと思われます。
私達がおもちゃ美術館へ赴いたときはちょうどお昼どきだったんですが、通りすがりに覗いてみるとかなり混み合っていました。
キッズメニューもあって子連れウェルカムなお店のようです^^
まとめ 東京おもちゃ美術館で森林浴しながら子供とあそぼう!
四谷の東京おもちゃ美術館をご紹介しました。
木のぬくもりに包まれながら、木製のおもちゃに触れてあそぶことができる発見と癒しの空間です!
当初は2時間もあれば十分だと思っていましたが、ご紹介した以外のお部屋にもちょこちょこ入って遊んでいたのも入れて、滞在時間は3時間ほど。
それでも娘はまだまだ遊び足りない様子でした。
時間が許すのであれば、閉館(16時)まで遊ばせてあげたかったんですけどね。
新旧さまざまなおもちゃに触れながら五感を使って楽しむことができたので、良い刺激になったようです。
ぜひ、お子さんと遊びに行ってみてください^^